文化の薫る旧跡



神  社宇佐神社

宇佐神宮の分霊を祀り、長尾の総鎮守神。周辺は鶴亀公園になっている。
4月第1日曜には鎮花祭が催され、若武者行列などが亀島まで巡行する。

造田神社

延喜式内布勢之宮造田八幡宮といわれている。
毎年5月3日に銅板葺き切り妻造りの斎場で、釜鳴り神事が行われる。

寺  院長尾寺

四国八十八ヶ所87番札所。仁王門前の経幢は元寇の役に建立された。
1月2日の三味線餅つき、7日の大鏡餅運搬競技は風物詩になっている。

大窪寺

四国ヶ八十八所88番結願所。本尊薬師如来像は県指定文化財になった。
春分の日と8月20日には山伏修験者による柴灯大護摩供養がおこなわれる。

極楽寺

讃岐33観音霊場8番。現在地で660年の歴史を持ち、絹本著色両界曼荼羅、
木造薬師如来立像・坐像、唐花双鸞八花鏡などの文化財がある。

願興寺

1200年前に建立され、光明皇后の疫病救済に関係があると考えられておる。
重要文化財の脱乾漆造りの聖観音坐像は国内に数少ないものの一つ。

霊芝寺

讃岐33観音霊場10番。松平家の菩提寺で藩主頼常・頼恕の墓がある。
山門は、雨滝城の裏門を移設したもので後ろに控柱がある薬医門である。

Communityおへんろ交流サロン

長尾寺と大窪寺の中間にある前山ダムの側にある。昔からの遍路に関する
資料を集めて展示・紹介を兼ねた施設として平成11年にオープンした。