平成24年度さぬき市文化財保護協会寒川支部活動報告

Last Update 2012/11/18

平成24年度総会

山下恵会長総会挨拶

山下恵会長総会挨拶

日 時
    
平成22年4月7日 寒川農村環境改善センター
議 題
平成23年度事業報告、収支決算報告、監査報告び平成24年度事業計画案,収支予算案審議
会員数
     
一般会員117名 家族会員14名  計131名

役員会

役員名

 支部長
  山下惠
 副支部長
  田中浩一 廣瀬照男
 監 事
  佐藤初男 三浦良文
 幹 事
  明石新一 井原定雄 瓜生重清 川﨑登 川田稔 木虎真由美 木村久美子 田中克己 蓮井國雄 藤井惠子  藤井可郭 細川憲一 細川信晃 元山茂樹
 書記会計(幹事兼務)
  八木育夫 吉田忠
 顧 問
  山本清澄

開催日

  • 第1回役員会  5月16日(水)寒川農村環境改善センター
  • 第2回役員会  6月20日(水)寒川農村環境改善センター
  • 第3回役員会  7月25日(水)寒川農村環境改善センター
  • 第4回役員会  9月14日(金)寒川農村環境改善センター
  • 第5回役員会 12月16日(日)カメリア温泉
  • 第6回役員会  3月  日( )寒川農村環境改善センター

講演会

総会記念講演

日 時
4月7日(土)
場 所
寒川農村環境改善センター
演 題
古代の寒川
講 師
香川県立ミュージアム学芸員
渋谷啓一 氏
出席者
44名

概要

九州の鋳型で造られた巴形銅器が寒川森広で出土したことは、この地が津田湾・石井峠を通じる海のルートで人の行き来が盛んであったことを示している。
江戸時代の人々は寒川清水辺りが古代の繁華街?と思っていたようだ。

寒川郡からは多くの明法家を輩出している。中でも讃岐永直は令義解(りょうのぎげ)10巻の編集の中心人物であった。(明法界に讃岐閥といわれるほどの学閥を形成していた。)

 

第2回講演会

日 時
8月19日(水)
場 所
 寒川農村環境改善センター
演 題
 仏像の見方
講 師
 香川県立ミュージアム学芸員 三好賢子 氏
出席者
 89名

参考メモ

  1. 欽明13年(552年)百済の聖明王が釈迦仏の金銅像を1軀献る。
  2. 仏像は彫刻文化財で名称から所在・技法・尊名・状態が解ります。例えば「法隆寺金堂木像四天王立像」
  3. 仏像の数え方(員数)  軀
素材による仏像の種類
素材技法内種
土(粘土)(盛上)
型押
泥像、塑像
塼仏
脱(活)乾漆造
木心乾漆造
乾漆像
金属(銅、鉄、銀、金)鋳造(蝋型、土型、木型)
彫金(線刻、透彫、高肉彫)、鎚打
金銅仏、鉄仏、銀仏
抽出仏(鎚鍱仏)、鏡像(御正体)、懸仏
線刻、浮き彫り、丸彫り磨崖仏、石窟仏、石仏
一木造、一木割矧ぎ造、寄木造
浮き彫り
木像
印仏、摺仏

参考メモ2

材質別仏像(彫刻)略年表

材質別仏像(彫刻)略年表

臨地研修

県外一日研修

  • 日 時 6月30日(土)
  • 場 所 音戸の瀬戸&三ツ城古墳&広島大学古瀬研究室
  • 主 催 大川支部、寒川支部合同 42名
撮影に使った船

大河ドラマ「平清盛展」の撮影に使った船

三ッ城古墳の竪穴式石室

三ッ城古墳後円部の竪穴式石室

ふるさと歴史学習

現寒川町は旧石田郷と神崎郷を合わせた地域である。
和名類聚抄」では、神崎郷は「かむさき」と読むとあり、神崎と神前は当時より共用されていた。

  • 日 時 11月18日(日)
  • 場 所 寒川町神前地区
写真 新川庵経幢

新川庵経幢
解説 山本静澄 氏

写真 八栗道標

野間庵&八栗道標
解説 多田邦雄 氏

写真 日吉神社

日吉神社
解説 鹿谷明弘宮司

写真 寺尾古墳1号墳

寺尾古墳1号墳
解説 松田朝由 氏

写真 神前神社石仏

神前神社石仏
解説 蓮井國雄 氏

環境整備活動

 
4月29日
奥3号墳・・・・・・除草   1名
 
7月26日
奥3号墳・・・・・・草刈   2名
 
8月4日
寺尾古墳1号墳・・・・藪伐採  3名
11月2日
天王山古墳・・・・・枯れ松伐採5名
11月3日
石田神社・寺尾古墳1号墳・清掃 6名
 
 
     
写真 天王山古墳 休憩

天王山古墳 休憩

写真 石田神社古墳で休憩

石田神社古墳 休憩

写真 寺尾古墳1号墳

寺尾古墳1号墳