古墳名:陰浦古墳 | 所在地:さぬき市昭和緑ヶ丘 | |
年 代:7世紀後半 | 型 状:横穴墳 |
緑ヶ丘古墳から西約300mの山間に、陰浦古墳がある。昭和54年に調査された。
石室羨道もいれて4.2m、幅0.6mで上部は破壊されていた。この古墳は、三方山に囲まれた場所にひっそりと造られていて、尾根の頂上などの見晴らしのよい位置に築造されているものとは趣きを異にしている。
この古墳が作られたのは、中央集権国家ができあがり、土地区画がなされ条里制ができた時代である。古墳時代の末期で、飛鳥・奈良時代へ移行しようとしていた。
標識 (2007.3.3) 石室 (2007.3.3) 石室