古墳名:白羽古墳 | 所在地:さぬき市昭和白羽 | |
年 代:6世紀半ば | 型 状:横穴式石室 |
白羽地区には4基の古墳が知られている。尾根にある白羽2号墳は、周囲10m程のこんもりした小山状の中にある円墳で、南向きに横穴式石室の一部が開口している。
開口部は小さく狭いが、内部は以外に広くて石積みも見事に作られている。入口から羨道、玄室と分かれていて、その境には袖石がある。一般的に袖石は大きな石を縦に置いているが、 白羽2号墳では小さな石を積んで袖を作っている。このことからこの古墳がかなり古く、6世紀中ごろの建造と考えられる。
1号墳は、2号墳から南へ約20m下った竹薮のなかにあり、ここも調査したとの記録は無い。
池の内墳は、1.5kmぐらい北の開けた開拓地に露出している。開発が進めば消失するかもしれない。
白羽2号 円墳外景 (2007.3.3) | 白羽2号 石室入口 (2007.3.3) | 白羽2号 玄室 (2007.3.3) |
白羽1号 石室入口 (2007.3.3) | 白羽1号 石室内部 (2007.3.3) |
白羽池の内 石室入口 (2007.3.3) | 白羽池の内 石室内部 (2007.3.3) |