古墳名:諏訪山古墳群 | 所在地:さぬき市造田乙井 | |
年 代:六世紀末 | 型 状:横穴墳 |
鴨部川の南側に小高い山がある。山頂には長野県の諏訪大社(下社)から分祀した諏訪神社がある。神社のすぐ裏に後期型の横穴式石室がある。
近所の人の話では、内部はかなり広く、子供のころ中に入って遊んだそうだ。石室の天井の上には大木が茂っており、大木に侵食されたアンコールワットの景観を連想させる。他の古墳は山の斜面を利用した場所に残っている。その他にもこの地区には後期型の古墳が散在している。
この古墳には、椀貸伝説があり、たくさんの須恵器が出土したことと関係があるのかもしれない。また、この山には乙井城があったともいわれている。
山頂部にある古墳 | 諏訪古墳の標識 | 2007.3.3 撮影 |