
2月22日(金)5校時に、体育館で『ふれあい』講演会を行いました。今年は、寒川町内の香東園に入園されている「ポール池尻」さんこと池尻 勝(いけじり まさる)さんに、歌を交えての講演をしていただきました。
池尻さんは、丸亀市の出身で、東京の音楽学校に通い、プロのピアニストとして活躍されました。その後、丸亀市役所で15年間勤務された後、プロの歌手として活動されていました。70歳で緑内障により視力を失い全盲になりましたが、香東園に入園以来、近隣の施設で慰問コンサートや公演を意欲的に行い、その回数は350回を越えているそうです。また、独学で覚えたピアノやウクレレで、500曲以上の歌を伴奏しながら歌うことができるそうです。
当日は、保護者、香東園などの方々も多数見に来られました。プロの歌手の方も参加し、弾き語りをしながら池尻さんの音楽への思いや生き方についてお話をしていただきました。
《演奏会のようす 》 《ポール池尻さんの演奏》 《選択音楽2年生の「うれしいひな祭りの演奏」》
講演会を聞いての生徒の感想を載せます。
◇ 障害をもっている人に相手の気持ちを十分に考えて接すれば、何か伝わるものがあると思うので、相手のことを考えて接し、理解していくことが大切だと思いました。そうすることで、障害者と健常者とが同じように生活をしていくことができると思いました。 (1年生)
◇ 『努力すれば何とかなるもの』と言ったのが心に残りました。たとえ下手くそでも努力すればどうにでもなると思うので、精一杯がんば っていきたい。ポール池尻さんは目が見えないけど、すごく楽しそうに歌っていて、『かっこいいな』と思いました。諦めずにがんばって いく姿は私も見習い たいと思いました。 (2年生)
◇ その人が持っている悪いところを見るのではなく、良いところを見るようにする。障害がある人もない人も同じ接し方をすることが大切だと思いました。 (2年生)
◇ 決して見下したりせず、一人の人間として対等に接していきたい。障害がある人は、生活をするうえで不便なことがあると思うので、困っている時は、手伝えることは手伝いたい。 (2年生)
◇ ポール池尻さんは、目が見えないのに、手の感覚だけでピアノを弾いていて、すごいと思いました。池尻さんとは、私が2年生の時に「ヌーベルさんがわ」に福祉体験学習で行ったときに会いました。その時にも、「赤とんぼ」などの歌を一緒に歌ったと思います。池尻さんに会うのは、今回で2度目です。何回きいても、池尻さんの歌声はすばらしいと思いました。 (3年生)
◇ 池尻さんが、目が見えなくても、音楽を続けようという意志、「音楽は命」という考えがすばらしいと思いました。目が見えないというのは、たぶん、周りが見えなくてとても怖いだろうと思います。けれど、池尻さんは、今でもピアノを続けています。ピアノを弾いたり、ウクレレを弾くのは、すごい努力が必要だったと思います。そういう池尻さんの生き方を見習い、私も一生続けられるものに出会えればいいと思いました。 (1年生)
◇ 障害があっても、がんばればやれることはいっぱいあるんだと思いました。私は、歌が好きです。高校では、合唱部に入りたいと思っています。合唱団にも入っています。歌はすばらしいものだと思っています。合唱はいつまで続けられるかわからないけれど、ポールさんのように、いつまでも歌や音楽と触れ合っていきたい。“私には愛する歌があるから、私はこの道をいく”いい時間をありがとうございました。 (3年生)