乗鞍木曽路編  「乗鞍スカイラインラストラン」

1.プロローグ 

 あの乗鞍スカイラインが来年から一般車通行禁止になるとの記事がジパツーやGOGOに踊っている。第1回SPS総会で走りそこねた悔しさがこみ上げてくる。よっしゃ、いっちょ一人でも行ってやるかと思ったが、そこはやさしい私のこと、一言メンバーに声をかけねばいかんだろう(後で何を言われるか分からない)という事で、掲示板で口を滑らした。すぐに永チャンが反応、あれよと言う間にまとまる話。今年の総会の前哨戦だ〜〜〜。

 1週間前の予報では晴れ時々曇りまずますだ。しかし、天気予報が日が経つにつれ悪い方へ変わって来て、前日の予報も土曜日は曇りとなっている。日曜日は回復基調らしい。しかし、Yahooの地域情報では通行時間事態は雨は無さそうとのことである。これでは山頂は厳しいことが予想される。一人だとおそらく中止しただろう。


2.9月13日

 早くから天気が良ければ、早く帰るとみんなに言いつつ準備をしていたが天候のせいで迷うことしきりである。フェリーは20時発、18時までには結論を出さねば・・・・・・・、本当は1週間でも延期したいが、スケジュールの関係で無理だし、待っても良い天気とは限らない。え〜〜いいままよ、行っちゃえ。という事で会議を途中で抜け出し、そさくさと帰る私であった。

 家に帰りシャワーと食事をして早速、出発する。高松東港までは30分もかからないけど、スタートからつまづきたくないので早めに出る。フェリー乗り場につくと既に着岸しているいる。取引先割引にしてもらい格安で乗れる。ヒジョーにありがたい、がしかしこの後トラブルが。乗り口で待っているときチケットをシールドのところに置いたのが、あっと言う間にシールドとメーターパネルの間に滑り込んでしまった。手を入れても取れない。乗船時間が迫ってくる。あせるがどうしようもないので、おっちゃんに、「この状態だけど乗せてもらえるかな?まあ針金でもあれば出せると思うけど」と話してみる。おっちゃんすかさず「チョット待って」と言い残し去っていき、帰ってきたときしっかり手に針金が・・・・・。ふ〜〜助かった、なんとか取り出す事が出来て一安心、これは先が思いやられるなあと頭に不安がよぎる。

 そんなドタバタをよそにフェリーは予定どおり20時に高松東港を離岸したのである。考えてみるとジャンボフェリーに2輪で乗るのは初めてだった。以前はよくパークアンドライドで車をおいて乗ってたけど、最近は乗っていない。おまけに最近神戸の乗り場が変更になったとのこと、大丈夫かいな。そんなことを考えながら、明日のことを考え早めに寝る体制に入るのであった。

本日の走行16Km

3.9月14日 

 乗客のしゃべり声やデリケートな性格が災いしてうつらうつらしただけで、0時前に神戸港へ着岸、雨は降っていないようだ。端っこに止めていたので、4番目くらいに下船出来そのまま大阪方面へ向かうが船を下りると路面が濡れている、さっきまで振っていたような感じである、後でSPSの掲示板を見ると亜輪蔵さんが23時過ぎに上がったとの書き込みがあった。近道しようとして少し手間取ったが何とか無事R2へ入る。途中でR43へ入るが深夜でもさすがに車が多い、信号は多いし、おまけに2輪専用レーンを車が邪魔していてピッチが上がらないが、時間に余裕があるので阪神高速は使わずこのまま西宮ICまで走る事にする。

 西宮ICから名神へ入る、しばらくは走りなれた道をただたんたんと距離を稼ぐ、思ったより車は多い。バスも長距離バスも結構遭遇する、どうもJRバスが一番飛ばしているような気がする。バイクもたまにグループや一人旅を見かける。こちらは流れにのって相変わらずちんたら走り養老SAまでノンストップで走る。2時ごろSAに到着しハイウェイカードを来月の総会分も含めて5万円分買う。8千円のサービスは結構大きいけど、通行料そのものを安くして欲しいですねえ。バイクのところに帰り出発支度をしているとおばちゃんが「香川から来たの?」と話し掛けてくる。「ええ、まあ」などと適当に答えてヘルメットをかぶると、今度はおっちゃんが「香川から来たの?わし隣の愛媛からじゃ、どこまで行くん?」「ちょっと乗鞍まで」「へ〜わしは車じゃけど、川崎まで行くんじゃ、気いつけての〜」「はあ、ありがとうございます」四国にいる時は四国は一つなんてよく言うけど実態はバラバラ、しかし他の土地に行くとやっぱり親近感が沸くのでしょうかね?そんなこんなで、ガソリンを補給しスタートする。191.8Kmで12.68Lも入った、飛ばしすぎか?。掲示板では0時ごろTETSUさんも出発するとの書き込みがあった。

 まもなく一宮JCTが見える、3年ぶりの東海北陸道だ。JCTを過ぎると交通量が激減する。ただ、一車線なので遅い車が時々邪魔をする。抜いたバイクがピッタリついてくる。どうも早くも無く遅くもないのでペースメーカーに選ばれたらしい。ライトがうっとうしいのでトンネル内で右手を少々回してやる。そしてバックミラーからすべてのライトが消えていった。しかし、進むにしたがって気温が下がってくる。電光表示板が13℃を示している、寒いはずだ、ノンストップのつもりが急遽ひるがの高原PAへ入り、トイレに飛び込む。神鍋のツーリングオアシスで貰ったジャケットをツナギの上から羽織る。これで大丈夫だろう。昨日出る時、家内に格好が暑そうと笑われたが、「ばか者、あっちは寒いんじゃ」と言ったのが正解だったようだ。PAに止まっているバイク野郎に「寒いですねえ」などと少し話をして、出発する。電光表示板の温度はさらに下がって何と10℃となった、これが今回のツーリングで記録した最低気温となった。荘川ICを超える、まもなく終点だ。本当は季節外れだけどNHKのプロジェクトXで見た荘川桜や白川合掌村にも寄りたいところだが今回は乗鞍最優先だ。そして4時頃、終点飛騨清見ICに到着する。料金所のおっちゃんに「寒いですねえ」と声をかけると「乗鞍へ行くんですか?あっちだともう少し寒いかも知れないですね」「そうですか、これからどれくらいかかりますかねえ」「そうだねえ、バイクだと1時間くらいと違うかなあ、気を付けて行ってね」「ありがとう」そんな感じで、スタート。

 IC出口の三叉路でしばらくぼけーっとする、あたりは真っ暗。しかし、終点にも係わらず、全然車が来ない、おっちゃんも退屈だろうなあと要らない心配をしてしまう。それと名神や東名などの料金所で働く人と給料は違うのかなあ?といつも思ってしまう。気を取り直して一路、高山・平湯方面の標識に従って左折する。ICは相当海抜が高かったようで高山方面は下りの連続である。明かりの無い、車も通らない道をひたすら高山を目指して走る、平坦になったところ辺りで東の空が少し明るく見える。そして何処をどう間違ったのかとんでもない田んぼ道のようなところに迷い込んでしまった、今回はろくに地図も持って来ていないので、何処にいるのかさっぱり分からない、当然人もいない。とにかく途中でUターンし道が広い所まで引き返す。近くの道路には全く標識が無くどうしようかかと考える。まあ空が明るい方が東だろうという事で、そっちの方向へ走ってみるとR41へ出た。ここは以前通った道なので一安心、標識に従ってR158へ戻る。後は以前に走った時の風景を思い出しながら一路、平湯を目指すのみだ。後で土岐さんに聞くと4月頃新しい道が開通しているはずとの事、まだ地図にも載っていないから分からなかったのかなと言われる。ホント全然気が付かなかった、半分寝ていたかな?

 朝の5時過ぎに、平湯側に到着するも電光掲示板の文字がやさしく迎えてくれた。曰く(頂上雨、強風2輪通行止め)「なに〜〜〜はるばる9時間半かけて来たんだぞー」と叫びたくなる。しかし、おてんとう様には勝てません、仕方がないので待ち合わせ場所のゲート横の駐車場へ行く。すでに20台位のバイクが来ており、むなしく待っている状態だ。雨も少し降ってくるがそれほどひどくはならないようだ。以前に写真を撮ったところから高山方面を見ると雲海で神秘的な風景が広がっている。あの時はめっちゃ良い天気だったなあ、渋滞さえなければ走っていたのにと思い出す。

 さっきから「頂上・雨・強風・1.5Km渋滞・2輪通行止め」のアナウンスを何度聞いたか、もう分かったよと心の中でつぶやく。おまけに知らないおっさんまで話しかけて来て「わしも2輪に乗っていたときよく来たけど、今日みたいな日は上がっても何にも見えないからやめた方が良いよ」などとこっちの気持ちを逆なでするようなアドバイスをしてくれる。もう遅いけど携帯でHPの掲示板に、2輪通行止めの書き込みをする。その直後の5時40分頃「2輪通行止め解除」のアナウンスが「やったぜい」。再度掲示板に通行止め解除の書き込みをする。他に待っていたグループが続々とゲートへ向かう。

 しかし、寒い。走っているとそれほど思わなかったが、じっとしていると底冷えがしてくる。思わず暖かい紅茶を飲む。そのうち聞き慣れた音と共に池さんが到着、さすがさすらいのツーリストほぼ時間どおりだ。東京を出発時結構雨がひどかったらしい。しかし他のメンバーがなかなかこない30分くらいたってようやく、永チャン・TETSUさん・めそっちの3台が仲良く到着、これで5台になった。あとは土岐さんとPeroriさんだが、いくら待ってもこない、電話も通じないのでもしかして走っているかもしれないので、待ってみる。

 みんなで、今日はやっぱり上がってもダメだろうなあと言う話になるが、じゃあどうするかの代案が出てこない、ついでに走ろうかと思っているビーナスラインも天気予報ではもっと悪そうだ。このままじっとしていても仕方が無いし、下りてくる車を見ても濡れていないので、それほどひどくないかも知れないということで、上がってみる事に決定。

 Peroriさんと土岐さんが心配だけど行く先は分かっているから良いだろうということで、寒いのでカッパを着てスタートする。1100円也を払い池さんを先頭にGO!最初は遠くの景色は見えないものの近くは結構見えて良い雰囲気だったが、しだいにガスが濃くなる。森林限界を超えたあたりからはほとんど景色が見えなくなる。もう何十年前に来た時、雨とガスで一歩もバスから出なかった時のことを思い出す。おまけに車が大渋滞で対向車線をどんどん進む。これだけ混むと車では来たく無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


幻想的な風景
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高山方面を望む

 

 

今年は何人のライダーがここの写真を撮ったか?
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ゲート前

 

 空気が薄くなりパワーが落ちると聞いていたが、さすがに4気筒1100CCの昔ハイパワーエンジンは全くその様子を見せない(もっともパワーを出す走りをする環境では無かったが)。晴れていたらさぞ絶景だろう平坦部分に入ってもガスは消えなかったが、畳平の駐車場に入るとぱっと視界が開けた。その時一瞬「思い切って来て良かった」と思った。おっちゃんの誘導で空いている2輪の駐車場へ行く、朝一緒に待っていたグループのバイクもずらり並んでいる。ハイマツの緑がまぶしい。

 もっとも近くの標高2764m魔王岳へ登る事にする。すぐそこに見えるのであっという間に登れると思ったが、昨日は徹夜で走り、重いツナギにジャケットその上にカッパでは軽快にという訳にはいかない、おまけに空気の薄さ思わず「酸素くれ〜〜」と叫んでしまった。しかし、禁煙4週間目に突入が効いたのか、最高齢にも係わらず。他のメンバーに遅れはとらなかったのがせめてもの救い(待っていてくれたのかも??)記念撮影をしようとオンボロ三脚にデジカメをセット、雲海が良い雰囲気の松本方面をバックに「いくよ〜」「あれっ?、バッテリが無い、充電はしてきた筈だけど」新しい電池が容量が大き過ぎて充電器の能力が足らないことは分かっていたけど、寒さで余計にダメになったみたいだ、予備の電池はクラウザーの中だし・・・・・・・・代わりにTETSUさんにDVで静止画を撮ってもらうことに、ああ情け無い。

 それでもカメラをふところに入れてしばらくすると復活したりする。おまえは織田信長のぞうりか?。しかし下界を見ると車の渋滞がうれしい、バイクにしなさいバイクに!。すると1台のバイクが対向車線を一目散にこちらへ向かっているではないか、まてよクラウザーK2が着いてるんでねえの、それとなんとなく音がよく似てるんでねえの?なんて思っていると池さんが、雷鳥鑑賞用に持ってきた自慢のニコン製双眼鏡を覗く「紛れも無くGSX1100Fだ」とのお言葉、どうも土岐さんらしい。これで6台揃ったみたいだ。

 天候はこれ以上回復しそうに無いし、ガスが時折濃くなったりするので駐車場まで下りることにする。しかしここの階段部分は段差がありすぎじゃないですかね、上がる時より下りるときに足を痛めそうだ。上を見ると鳥が2羽舞っている。雷鳥か?よく分からないけど、たぶんそうだろうということで、登る時に見た1羽と合わせて3羽見たことにしよう。

 下まで下りて土岐さんと初対面の挨拶、「平均年齢上げてます」とおっしゃいますが、いえいえ私の方が上です。立ち話も寒いのでコーヒーでも飲もうということになるが、朝食を食べていないのでトーストセットを注文、800円でした。

 つもる話に花が咲き、最近めそっちがスロットで18万を2回も取ったなどと大きな事を言っていたので、今回の参加メンバーにTETSUさんがつけているHIDをプレゼントしろ〜〜〜と迫ったが、結局HIDはおろか、コーヒー代も出さなかった、これはSPSの歴史に永遠に残るであろう(帰ってから言い訳がましく、今度は3万負けたとの書き込み有り)。

魔王岳より望む
48Kb
畳平

 

魔王岳よりエコーラインと雲海の松本方面
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松本方面

 

魔王岳山頂にて
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魔王岳

 これからのコースの相談で温泉へ行こうということになり、出発しようと席を立つ、そういや家内からキーホルダーの良いやつがあれば買ってきてというのを思い出し、売店へ寄ってみる。適当にいや慎重に選んで駐車場へ急いで行くとまだTETSUさんがいない、郵便局から手紙を出しているようだ、さすが思い出作りが上手です。(後で自分も出したら良かったと思う事しきり)

 待っていると、お約束の?出来事が、XJRに乗るお兄さんが近づいてきて「あの〜、これ何ていうバイクなんですか?」やっぱり来たか「GSX−1100F」「えっ??」「GSX−1100F」もう1回叫ぶと「あ〜GSX−1100Fって言うんですか」やっと分かったらしい、そう言えば今日来ている連中はほとんどクラウザーが付いているので車名のところがマウントキットで隠れているんだなあと後で気が付く。TETSUさんが来たので出発する。今度はエコーラインで松本側へ降りる。相変わらずこちらも車の渋滞が続いている。おまけに工事中もあったりして最初はペースが上がらないが、結構景色が良いので退屈しない。大雪渓の下で止まってみる。雪は黒く汚れているが、まだスキーをしている連中がいる。エコーラインもハイマツ地帯はなかなか感じが良い。

 下界へ下りて広い駐車場に全車並べて、記念撮影。すぐ近くの乗鞍高原温泉「湯けむり館」へ行く。入場料700円也を払って入る。これぞ温泉といった乳白色の湯である。露天もあり命の洗濯が出来たようだ、それと温泉の効能かどうか分からないが、最近虫に刺されて腫れていた部分がすっかり引いてかゆみが全く無くなったのがうれしかった。入る前はかゆかったからたぶん間違いないと思う、新しい発見だ。(ただしあくる日はまたかゆくなりました)

 風呂から出てしばらく、ぼーっとする。昨日から寝ていないのに、不思議と眠たく無い(年のせい?)永チャンも同じみたいだし、土岐さんはも起きているがあとの3人はしっかり寝ている。起こすのも気の毒なので1時間くらいそのまま待つ。さっきから気になっていたコケモモソフトクリームを食べる。コケモモとは聞き慣れないものだが、売店のおっさん、みんなに聞かれていやになるのか、図鑑に付箋を付けて持っている。なんでもツツジ科の常緑小低木で赤い小さな実はジャムなどに加工もされるらしい。さっぱりして結構美味しかった。

 昼食がまだという事で、当然信州ソバを食べようということで近くの中之屋という人気店らしい所へ行く。行列はあったが待つことにする。その間も次々客がやってくる。庭の水車でソバ粉を挽いている。なかなかいい感じではある。しかし何でこんなにソバは高いのだろう?ザル2枚で1200円!、やっぱり安い・早い・うまいさぬきうどんが良いと改めて思う。ここで今回2回目の給油244.7Km走行で16.6L、14.7Km/lしか走っていない、気圧が関係してるのかなあ?。おまけに103円/l高いよう。

 一応、ここでお開きという事にしたが、梓湖のほとりR158と県道26の交差点で分かれようということになり6台の編隊走行に入る。トンネルではTETSUさんのHIDがやたら目立っている。梓湖に着きしばらく総会の話などをして分かれるときに池さんが土産を買いに行きたいところがあるとのこと、味にうるさい池さんが欲しいと言うことは行ってみる価値がありそうだ。他のメンバーの帰り道でもあるので同行する。なんと行ったところは山菜の加工をしているところで、製品がこじんまり並んでいる。どこで情報仕入れるのだろう?恐るべし池!しかし「1000円貸して」はいただけなかったよ〜〜ん。私も山菜の詰め合わせを買ってみる。クラウザー付けてから土産の量が増えて困る。なにしろ片っ端から放り込んでもまだ積める・・・・・・・・・。

 ここで本当にお別れで、御岳方面で宿泊予定の永チャン・家に帰るTETSUさん・めそっち・土岐さんに来月は伊豆の総会で会おうと手を振り分かれる。4人を見送り池さんとUターンして宿泊予定の松本を目指す。松本が近づくにつれR158が渋滞してくる。思わず池さんが必殺のすり抜けを開始する。お〜〜い、待ってくれ〜〜。銀行で資金調達するという事で駅の方へ行ってみる、CDを見つけて調達完了、次は宿だ。さっきスーパーホテルとかいう看板で朝食付き4800円のところが有ったので行ってみるが、見事に満室。しかたが無いので駅の観光案内所でビジホを紹介してもらう。ホテルではフロントのおばちゃん愛想が良い。宿帳にさぬき市と書くと「まあ、おうどんが美味しいんですよねえ」「おばちゃん食べたことあるの?」夕食は馬刺しくらい食べるべきかもしれないけど、面倒だということで最近流行のバイキング形式の食堂で食べました。明日は7時ごろ朝食を食べることにして、それぞれの部屋へ入る。風呂に入りばったんきゅー。

本日の走行 490Km 

ハイマツの中を走るエコーライン
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エコーライン

 

大雪渓ではまだスキーをしていました
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大雪渓下で

今回唯一の集合写真
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全員でパチリ

 

乗鞍高原温泉村営湯けむり館、良い湯でした
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湯けむり館

 

一心不乱
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中之屋にて

4.9月15日

 ドアを誰かがノックしている、夢か?いや本当だ。おっと不覚にも寝過ごしてしまった。7時に朝食といっておきながら寝ていたので池さんが心配して見に来てくれたらしい。すぐに行くと返事して、顔を洗い着替える。そう言えばうちに泊まった時も早起きだったなあ池さんは!。食堂へ行ってみるとコーヒーを飲んでいる。こっちは眠い目をこすりながらの朝食だ。しかしこの食事800円にしては結構良かった。おばちゃんありがと、コーヒーを飲みながらどうするか相談するが、どうもビーナスラインはガスでダメなようだ。おばちゃんも山を見て上の方が見えなければ行っても何も見えないだろうと言う。それじゃビーナスラインはまだ逃げないから断念という事にして池さんともここで別れることにした。

 さて、帰りのコースをどうするか、ビーナスラインを走らずに帰るということは時間的に結構余裕が出来た、ということだ。漠然と帰りは中山道の旧宿場町を訪ねるという気持ちを持っていたので、実行する事にする。身支度をして下へ下りるとバイクはびしょ濡れ、雨が降ったのか?、池さんはもういない出発したようだ。ウェスを出してバイクを拭いていると聞きなれた排気音が・・・・・・・あれ?何か忘れ物をしたらしい池さんが帰ってきた。今度は出発を見送る。こっちもそろそろ出発だ。エンジンも一発スタート絶好調だ。ホテルを出てR19へ向かう、チョット待て松本城くらい挨拶していこうと思い直しUターン、お城前で写真を撮りリスタートだ。まずはR19で塩尻を目指す。R19は信号が多いが、道も広めで休みの朝と言う事もあり意外と車も少なく走りやすい、赤信号のたびに最前列へ行く。途中、何を勘違いしたのかベンツが加速でやたら仕掛けてくる。こっちは普通に加速しているだけなのにアホか。

 塩尻市内を抜け田園地帯に入ると、リンゴとぶどうの果樹園が多くなり、心なしか匂いがかすかにしているような?。沿線では産地直売をしているところが多く、ほとんどが駐車場の上にぶどうが鈴なりになっている。そのうちの1軒に立ち寄る。おばちゃんが1人で店を仕切っている。ぶどうは振動で傷みそうな気がしたのでリンゴがビニール袋に5つ入ったやつを取り「いくら?」「にーちゃん200円でいいよ」「安いなあ」という事でクラウザーに放り込む。道路沿いにたまに小さな白い花が咲いている畑がある、ソバの花のような気もするけど、新ソバが出るこんな季節に咲くのかなあ?と疑問に思いながら走る。R19は比較的空いていてるが、ところどころわだちがあって振られる、数年前に走った福井の小浜を思い出す。それ以外は整備も行き届き快調に走れる。天気も回復基調だ、これだとビーナスラインへ行っても良かったかな?などと思いながら走る(後日談で中止は正解だったとの連絡があった)。時々ある標識で宿場を書いた物が見立つようになり、木曽11宿の1番目である贄川宿があったので旧道へ入ってみるが、少し面影は残っているものの情緒らしき物は無い、旧関所の写真を撮って早々に出発する。

 次は奈良井宿だ。ここは良い感じである。観光客も多いけどごった返すというところまでは行っていない。バイクでも走れるしお勧めである。時速10Kmくらいで静かに走ってみる、歩くにも丁度良い広さかな。ここで観光客に写真を撮ってもらい出発するが、他のグループに付いていくと道を間違え私有地へ入ってしまい、冷や汗!。広い駐車場でUターンし次へ向かう。しばらく行って日義村の道の駅りんどうへ寄り、最後の土産をGET、ついでに500mlのお茶を買い、プレスで押したような五平餅を食べる。寝覚の床を右目で見ながら1度見ているのでパスする。しばらく行くと道の上の方に白バイが!!、そう言えば土岐さんがこの辺りは機動隊の基地が出来たので気をつけるようにとアドバイスがあったところだ。次の宿場を探して行くが町並みが残っていない?のか大きな看板はあるが何処へ行っていいか良く分からない、野尻宿で旧道へ入ってみるが、外敵を防ぐ為の細い道(七曲がり)が入り組み、挙句の果てに工事中で通行止めとなっていたのであきらめて国道へ戻る。こういう時には小さいオフロード車が欲しくなる。

 仕方が無いのでメジャーなところで、妻籠と馬籠へ寄る事にする。4輪の駐車場は一杯で待っている車もある。やっぱりバイクのものだと、バス停横の空き地に失礼(時刻表で1時間以上来ないことを確認)して事で歩いて旧道へ、ここは2回目なのでかって知ったるという感じであるが、以前来たのが20年?位前だと思うけどさすがに変わっていない。懐かしさを味わえる風景だ。ここでも観光客のおっちゃんに写真を撮ってもらい出発する。

 次は馬籠宿だ、ここもメジャーだが来たのは初めてである。妻籠以上に渋滞があり駐車場には長い列が出来ている。ここも例によって空き地に失礼して歩く、最初は妻籠方面に歩いてみる。昔の中山道の面影が残るところで写真を撮り引き返す。馬籠は人間も大渋滞だ。石畳の坂をひっきりなしに人が行き交う。丁度昼時だったので、もう一回五平餅を食べる、ロボットで作ったと思われる道の駅より、やっぱりこっちの方が香ばしくて美味しかった。ついでにミックスお焼きも食べてみる、からしが利いて結構いける。店の前のオープンテラス風の場所で食べていたら、誘われてか客がどんどんやってくる、店のねえさん大忙しとなったが、合間に話をすると夏休みや連休はもっと人が多いとのこと、夏休みの暑い時には店も客も大変だろうなと想像する。しばらくぶらぶらするが人に酔いそうなので、出発する事にする。後は中央道の中津川ICまで走れば家まで走るだけだ。

 中津川のR19は整備が行き届いて走りやすいが結構ハイペースだ、GSXR1000が抜いていく、ツーリングオアシスで試乗した時を思い出す。足がもう少し長ければ・・・・・・・・・・。高速に入る前に給油する。208.8Kmで12.2Lいつもの調子に近づいたがまだ少し悪い。13時50分ごろ中津川ICに入り一路家を目指す。土岐ICでは土岐の加藤さんに心の中で敬礼しながら通過、快調に走る。名神に入り木曽川を渡っている時、横に新幹線が、思わず右手に力が・・・・・残念700系のぞみでした。隼が欲しいよ〜〜、こだまだったら置き去りに・・・・・・・・・??。養老SAで小休止し再び走り出す。途中で2人連れで結構な歳のおっちゃんが運転する、なにわナンバーの名前は知らないがモーガン風のオープンカーに出会う。リヤキャリアに皮のバックを積んでいろんなカーバッチを付けている。結構ハイペースで走っており、ペースメーカーになってもらおうという事で付いていく。バンダナをうまく頭に巻きなびかせて走っている、「かっこ良過ぎるぜ、おっちゃん。年取ってもああありたいものだ」と思いながらずーっと付いていく。

 息子が住んでいる京都を横目でみながら快調に走り、車も増えたので例のオープンカーを抜く。しかしおっちゃんも負けじと付いてくる。こちらもスピードを落とし離れないように走る。吹田JCTで左車線に入るとおっちゃん横に来て手を振ってホーンを鳴らして挨拶してくれた、こちらも手を振って答える。お互い合い通じるものを感じたのでしょうかね?いい気持ちになった。中国道は相変わらず上り線が大渋滞だ。こちらは快調に西宮名塩SAに入り給油、267.7Kmで16.8L相変わらずいまいちだ、7月の車検でバイク屋どこか触ったかな?中国・山陽経由で明石海峡大橋へ、淡路ハイウェイオアシスへ入る。熊谷ナンバーの中年のご夫婦が2台で来ている。「埼玉から来られたんですか」と話し掛ける「ええ」と笑って奥さんが答える。良いですねえ好きな事が一緒なのは。

 ここで天気が良ければ下道におりて夕日を見ながら淡路を縦断するつもりだったが、天気はあまり良くないのでこのまま行く事にする。途中で積算計が4万Kmを超えている。おっと写真を撮らなくてはと思うが高速上では無理、一番近い室津PAに飛び込む、40002Kmの写真を撮り出発(あまり綺麗に撮れてなかった=残念)、しかしSPSに入ってからどんどん距離が伸びるような・・・・・・・・・・。鳴門に近づいたところで雨がポツリと落ちてくる、ここまで帰って雨にやられるか?新潟編を思い出す、進むにつれ雨が多くなってくるがまだ路面は濡れるところまでは行っていない。大鳴門橋を渡り四国の地を踏む、高松道の鳴門ー板野間が開通して走るのは初めてだが、淡路ー鳴門ルートと本線の料金所が2つ並んで見えて初めての人は間違えるかもしれない。雨は上がってきて、後30分もかからないけど気を引き締めて走る。25分位で津田寒川ICへ到着5分で家へ、19時ごろ家に無事到着する。

5.エピローグ

 あまり天気に恵まれなかったが、カッパを着ないで済んだのは驚異的だ。高速道路も3年前に行った時と向こうもこっちも伸びて非常に便利になっていた。しかし通行料だけは何とかならないものかと思う。占有面積に大きな違いがないと公団は言うが重さは全く違う。おまけに2人乗りも許されていないなど、どう考えても軽四と同じは納得がいかない。
 今回は燃費がいつもより2Km/Lくらい悪かったのが、ちょっと心配。タイヤが交換時期と言うのは条件的に悪いかもしれないし、高地の気圧による影響も多少はあるかもしれない。来月の伊豆ツーリング時にタイヤも交換するので再確認しなければと思う。
 しかし甲信地方はまだまだ見所も多いし、これから何度か行きたい、もちろんビーナスラインも。結構な歳になってまだまだ行きたいところがいくらでもある。これからも健康に気を付けて長い間乗ってみたい。

 後日談:ラストランのつもりがラストランにならなかったとは、この時点では本人もわからなかった。

本日の走行 582Km

データ
走行 1,088Km
燃料消費 69.38L・燃費 15.68Km/L・燃料代 7,185円
通行料 17,250円(内乗鞍スカイライン1,100円)

フェリー 3,990
宿泊 6,090
温泉 700
食事・みやげなど 6,500円くらい

合計:41,715円くらい

中にはエレベーターがあるそうな、なんで国宝?
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松本城

 

 

 

 

木曽11宿第2番目の奈良井宿です
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奈良井宿

パンフレットによくある背景でパチリ
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妻籠宿

妻籠宿から馬籠宿への中山道、険しい街道越えがしのばれる
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中仙道

大渋滞です
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馬籠宿

馬籠宿で食べたおやき、全部で3種類ありました、写真はミックス
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おやき

 

ほとんどツーリング帰りは夜だけど今日はまだ見える
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明石海峡大橋