| 4.9月15日 ドアを誰かがノックしている、夢か?いや本当だ。おっと不覚にも寝過ごしてしまった。7時に朝食といっておきながら寝ていたので池さんが心配して見に来てくれたらしい。すぐに行くと返事して、顔を洗い着替える。そう言えばうちに泊まった時も早起きだったなあ池さんは!。食堂へ行ってみるとコーヒーを飲んでいる。こっちは眠い目をこすりながらの朝食だ。しかしこの食事800円にしては結構良かった。おばちゃんありがと、コーヒーを飲みながらどうするか相談するが、どうもビーナスラインはガスでダメなようだ。おばちゃんも山を見て上の方が見えなければ行っても何も見えないだろうと言う。それじゃビーナスラインはまだ逃げないから断念という事にして池さんともここで別れることにした。
さて、帰りのコースをどうするか、ビーナスラインを走らずに帰るということは時間的に結構余裕が出来た、ということだ。漠然と帰りは中山道の旧宿場町を訪ねるという気持ちを持っていたので、実行する事にする。身支度をして下へ下りるとバイクはびしょ濡れ、雨が降ったのか?、池さんはもういない出発したようだ。ウェスを出してバイクを拭いていると聞きなれた排気音が・・・・・・・あれ?何か忘れ物をしたらしい池さんが帰ってきた。今度は出発を見送る。こっちもそろそろ出発だ。エンジンも一発スタート絶好調だ。ホテルを出てR19へ向かう、チョット待て松本城くらい挨拶していこうと思い直しUターン、お城前で写真を撮りリスタートだ。まずはR19で塩尻を目指す。R19は信号が多いが、道も広めで休みの朝と言う事もあり意外と車も少なく走りやすい、赤信号のたびに最前列へ行く。途中、何を勘違いしたのかベンツが加速でやたら仕掛けてくる。こっちは普通に加速しているだけなのにアホか。
塩尻市内を抜け田園地帯に入ると、リンゴとぶどうの果樹園が多くなり、心なしか匂いがかすかにしているような?。沿線では産地直売をしているところが多く、ほとんどが駐車場の上にぶどうが鈴なりになっている。そのうちの1軒に立ち寄る。おばちゃんが1人で店を仕切っている。ぶどうは振動で傷みそうな気がしたのでリンゴがビニール袋に5つ入ったやつを取り「いくら?」「にーちゃん200円でいいよ」「安いなあ」という事でクラウザーに放り込む。道路沿いにたまに小さな白い花が咲いている畑がある、ソバの花のような気もするけど、新ソバが出るこんな季節に咲くのかなあ?と疑問に思いながら走る。R19は比較的空いていてるが、ところどころわだちがあって振られる、数年前に走った福井の小浜を思い出す。それ以外は整備も行き届き快調に走れる。天気も回復基調だ、これだとビーナスラインへ行っても良かったかな?などと思いながら走る(後日談で中止は正解だったとの連絡があった)。時々ある標識で宿場を書いた物が見立つようになり、木曽11宿の1番目である贄川宿があったので旧道へ入ってみるが、少し面影は残っているものの情緒らしき物は無い、旧関所の写真を撮って早々に出発する。
次は奈良井宿だ。ここは良い感じである。観光客も多いけどごった返すというところまでは行っていない。バイクでも走れるしお勧めである。時速10Kmくらいで静かに走ってみる、歩くにも丁度良い広さかな。ここで観光客に写真を撮ってもらい出発するが、他のグループに付いていくと道を間違え私有地へ入ってしまい、冷や汗!。広い駐車場でUターンし次へ向かう。しばらく行って日義村の道の駅りんどうへ寄り、最後の土産をGET、ついでに500mlのお茶を買い、プレスで押したような五平餅を食べる。寝覚の床を右目で見ながら1度見ているのでパスする。しばらく行くと道の上の方に白バイが!!、そう言えば土岐さんがこの辺りは機動隊の基地が出来たので気をつけるようにとアドバイスがあったところだ。次の宿場を探して行くが町並みが残っていない?のか大きな看板はあるが何処へ行っていいか良く分からない、野尻宿で旧道へ入ってみるが、外敵を防ぐ為の細い道(七曲がり)が入り組み、挙句の果てに工事中で通行止めとなっていたのであきらめて国道へ戻る。こういう時には小さいオフロード車が欲しくなる。
仕方が無いのでメジャーなところで、妻籠と馬籠へ寄る事にする。4輪の駐車場は一杯で待っている車もある。やっぱりバイクのものだと、バス停横の空き地に失礼(時刻表で1時間以上来ないことを確認)して事で歩いて旧道へ、ここは2回目なのでかって知ったるという感じであるが、以前来たのが20年?位前だと思うけどさすがに変わっていない。懐かしさを味わえる風景だ。ここでも観光客のおっちゃんに写真を撮ってもらい出発する。
次は馬籠宿だ、ここもメジャーだが来たのは初めてである。妻籠以上に渋滞があり駐車場には長い列が出来ている。ここも例によって空き地に失礼して歩く、最初は妻籠方面に歩いてみる。昔の中山道の面影が残るところで写真を撮り引き返す。馬籠は人間も大渋滞だ。石畳の坂をひっきりなしに人が行き交う。丁度昼時だったので、もう一回五平餅を食べる、ロボットで作ったと思われる道の駅より、やっぱりこっちの方が香ばしくて美味しかった。ついでにミックスお焼きも食べてみる、からしが利いて結構いける。店の前のオープンテラス風の場所で食べていたら、誘われてか客がどんどんやってくる、店のねえさん大忙しとなったが、合間に話をすると夏休みや連休はもっと人が多いとのこと、夏休みの暑い時には店も客も大変だろうなと想像する。しばらくぶらぶらするが人に酔いそうなので、出発する事にする。後は中央道の中津川ICまで走れば家まで走るだけだ。
中津川のR19は整備が行き届いて走りやすいが結構ハイペースだ、GSXR1000が抜いていく、ツーリングオアシスで試乗した時を思い出す。足がもう少し長ければ・・・・・・・・・・。高速に入る前に給油する。208.8Kmで12.2Lいつもの調子に近づいたがまだ少し悪い。13時50分ごろ中津川ICに入り一路家を目指す。土岐ICでは土岐の加藤さんに心の中で敬礼しながら通過、快調に走る。名神に入り木曽川を渡っている時、横に新幹線が、思わず右手に力が・・・・・残念700系のぞみでした。隼が欲しいよ〜〜、こだまだったら置き去りに・・・・・・・・・??。養老SAで小休止し再び走り出す。途中で2人連れで結構な歳のおっちゃんが運転する、なにわナンバーの名前は知らないがモーガン風のオープンカーに出会う。リヤキャリアに皮のバックを積んでいろんなカーバッチを付けている。結構ハイペースで走っており、ペースメーカーになってもらおうという事で付いていく。バンダナをうまく頭に巻きなびかせて走っている、「かっこ良過ぎるぜ、おっちゃん。年取ってもああありたいものだ」と思いながらずーっと付いていく。
息子が住んでいる京都を横目でみながら快調に走り、車も増えたので例のオープンカーを抜く。しかしおっちゃんも負けじと付いてくる。こちらもスピードを落とし離れないように走る。吹田JCTで左車線に入るとおっちゃん横に来て手を振ってホーンを鳴らして挨拶してくれた、こちらも手を振って答える。お互い合い通じるものを感じたのでしょうかね?いい気持ちになった。中国道は相変わらず上り線が大渋滞だ。こちらは快調に西宮名塩SAに入り給油、267.7Kmで16.8L相変わらずいまいちだ、7月の車検でバイク屋どこか触ったかな?中国・山陽経由で明石海峡大橋へ、淡路ハイウェイオアシスへ入る。熊谷ナンバーの中年のご夫婦が2台で来ている。「埼玉から来られたんですか」と話し掛ける「ええ」と笑って奥さんが答える。良いですねえ好きな事が一緒なのは。
ここで天気が良ければ下道におりて夕日を見ながら淡路を縦断するつもりだったが、天気はあまり良くないのでこのまま行く事にする。途中で積算計が4万Kmを超えている。おっと写真を撮らなくてはと思うが高速上では無理、一番近い室津PAに飛び込む、40002Kmの写真を撮り出発(あまり綺麗に撮れてなかった=残念)、しかしSPSに入ってからどんどん距離が伸びるような・・・・・・・・・・。鳴門に近づいたところで雨がポツリと落ちてくる、ここまで帰って雨にやられるか?新潟編を思い出す、進むにつれ雨が多くなってくるがまだ路面は濡れるところまでは行っていない。大鳴門橋を渡り四国の地を踏む、高松道の鳴門ー板野間が開通して走るのは初めてだが、淡路ー鳴門ルートと本線の料金所が2つ並んで見えて初めての人は間違えるかもしれない。雨は上がってきて、後30分もかからないけど気を引き締めて走る。25分位で津田寒川ICへ到着5分で家へ、19時ごろ家に無事到着する。
5.エピローグ
あまり天気に恵まれなかったが、カッパを着ないで済んだのは驚異的だ。高速道路も3年前に行った時と向こうもこっちも伸びて非常に便利になっていた。しかし通行料だけは何とかならないものかと思う。占有面積に大きな違いがないと公団は言うが重さは全く違う。おまけに2人乗りも許されていないなど、どう考えても軽四と同じは納得がいかない。
今回は燃費がいつもより2Km/Lくらい悪かったのが、ちょっと心配。タイヤが交換時期と言うのは条件的に悪いかもしれないし、高地の気圧による影響も多少はあるかもしれない。来月の伊豆ツーリング時にタイヤも交換するので再確認しなければと思う。
しかし甲信地方はまだまだ見所も多いし、これから何度か行きたい、もちろんビーナスラインも。結構な歳になってまだまだ行きたいところがいくらでもある。これからも健康に気を付けて長い間乗ってみたい。
後日談:ラストランのつもりがラストランにならなかったとは、この時点では本人もわからなかった。
本日の走行 582Km
データ
走行 1,088Km
燃料消費 69.38L・燃費 15.68Km/L・燃料代 7,185円
通行料 17,250円(内乗鞍スカイライン1,100円)
フェリー 3,990円
宿泊 6,090円
温泉 700円
食事・みやげなど 6,500円くらい
合計:41,715円くらい |